怖い夢を見た

真っ暗な世界で、ただ泣き続ける それだけ
だけど、泣いても泣いても涙なんか出てこない
泣き声を鼓膜が破れそうなぐらい張り上げても
何にも聞こえない

どうして、自分は泣いていたんだろう

頭の中でそれが渦巻く、ずっとずっとグルグルと
寂しいから?虚しいから?侘びしいから?

……何か違う

寂しさにしては温かい
虚しさにしては心強い
侘びしさにしては満ちている

なら、何故自分は暗闇の中で泣いていたんだろう
しかし悩めば悩むほど、それは深まるばかり

「無駄かな……」

自分はそう呟くと、再び布団の中に潜り込む
妙な熱を胸に残しながら


月光に照らされる写真立て
そこには、満面の笑みを残して去った少女の写真があった
自分はその子と過ごした日々を忘れない
だけど……記憶の奥底に納める事にした

なぜならば、その子と過ごした日々は
あまりにも満ちあふれていて、驚くほど早く過ぎ去ったから

熱過ぎる恋は、すぐに終わる
それは、飢えた好奇心により、相手をすぐに喰い尽くしてしまうから
喰い尽くしてしまった後は、冷めて捨ててしまうだけ……

「明日、晴れるかな」
どうでも良い事をもう一度呟くと
今度こそ目を閉じた

淡い睡魔が、自分の体を覆いこみ
自分はもう一度 夢の中に落ちていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夢が語る物

ふぅ、、2個目の短編だ
そろそろ、シリーズものを書こうか迷っている睦月です

今回のは、「夢関係あるか?」って感じですね ふはは
ふと思い立ったら書いてましたww
だから意味不明になるのだ!!

でも、本当にこんな感じの夢を見たら怖いし不思議に思いますよね
1人で泣いているのに寂しく感じないって……っちょ……

蛇足ですがぁ、、修学旅行が終わり、受験がぁ……ぁあ…;;
↑意味不明ですね ごめんなさい

ここまで読んでくださった方
本当にありがとうございます
これからも、読んで頂ければ嬉しいです

では、さようなら!
(眠いなぁ…………)

閲覧数:89

投稿日:2009/05/19 01:32:56

文字数:554文字

カテゴリ:小説

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