末永く 身の丈も在らず 悠々自適の宙に浮いて
押並べて 馳せる入口の 間も無しを濾すも
徒に廻る入道へ 快晴の日差し 添えて包み
冷たさが火照る心身へ 一粒の涓が

嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
想念 抱えた僕の心

夜もすがら 身も蓋も無しに 起きる兆しを 耳へ淙ぎ
直向きに 縫い之ける路を 追いかける僕は
明け透けな 藍色に澄んで 次々と天を做し今
差し込まれる光陰から 毀れてく欠片が

嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろうかって

皆みんな皆 間接 練り飛大腿を
言葉にも稽めず 唯 筋付け和える黄卵から
僕はそれを只 羽を震わせ見ていたんだ
予行演習 何処でしたのか 僕にもいつかできるだろうか

穹へ隕ちていく 生誕 交えた鴇 思召す
本当に良かったってね 産毛を凍らす 高さの果てより
そうしてまた 鳥になる 僕は腹で夢を見続ける
本当に良かったっていう喙の木霊も孵らずにして

皆みんな皆 簡潔的飛来を
心にも稽めずに唯 気に付け在った 霧の雲と
僕はそれを未だ 夢見心地に見ているだけ
そうして居たいね 舟に浮いて 倒になって 地を仰いでいた

明け暮れに移ろう雛を 幾度幾度と南北岳
旋回して転と回る 遠目に守る鳥
明け暮れに移ろう雛を 幾度幾度と東西岳
不束にも研いで澄んでいる反響が包む正対にて

嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
想念 抱えた 僕の心
嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろうかって

穹を謳歌する 生誕 讃えた大翼をして
本当に良かったってね はためく冀望に鳶が誘ってる
そうしてまた 鳥となる 僕は腹で音を聴いてる
本当に良かったっていう喙の木霊で囀り合わせる

皆みんな皆 簡潔的飛来を
心にも稽めずに唯 気を付け在った 叢の雲と
僕はそれを未だ 夢見心地に見ているだけ
そうして居たいね 一思いに 倒になって 瞼を閉じて

嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
想念 舞い込む 僕の心
嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
想念 舞い込む 僕の心

皆みんな皆 向かいたいべき投角を
臨む通りに見据えては唯 遠い方向へ群れを作しては
皆みんな皆 大空へ飛び立って之く
予行演習 何処でしたのかな 僕にもきっとできるだろうか

穹へ隕ちていく 生誕 交えた彼此の狭間で
本当に良かったってね 青白く光る 夜鷹は瞬き
そうしてまた 鳥になる 僕は腹で羽搏きを識る
本当に良かったっていう喙の木霊で囀り奏でる

皆みんな皆 簡潔的飛翔を
心にも稽めずに唯 気を付け在った 筋の雲と
僕はそれを今 夢見心地の見てくれで
そうして居たいと 人心地に 立派になった羽を広げた

嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
想念 舞い飛ぶ 僕の心
嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
想念 舞い飛ぶ 僕の心
嗚呼、なんて気持ち良いんだろう
嗚呼、なんて心地良いんだろう
嗚呼、なんて快いんだろう
嗚呼、なんて切ないんだろう

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空の上へ隕ちていく

空の上へ隕ちていく|Skyscraping

振り仮名付き歌詞
https://thus-library.tumblr.com/post/666001188108599296

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投稿日:2021/10/25 17:51:32

文字数:1,433文字

カテゴリ:歌詞

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