ぱたぱた 雨音 ほつれた背中に
滲んだ涙が ぽたぽた 溶け合う

螺旋 カサの残像(あと)をなぞり 音符を奏でる
ぼくはひとり残され 佇む

もう何も 零れないで
もう誰も 嘆かないで

祈り 声はすぐかき消され またキズ繰り返す
手を伸ばし 求めた先で 辿り着くガーデン

きみに逢いたくて 逢いたくて 瞼閉じた


ぱたぱた 雨音 小さな水紋(みずあと)
くすんだ涙が ぽたぽた 溶け合う

ノイズ 街のため息さえ 刹那を象る
ぼくはひとり動けず 彷徨うけれど

もう何も 零れないで
もう誰も 嘆かないで

願い 夢も 知らず知らずに封印(かぎ)をしていた
でも うずくまる心に ずっと問いかけていた


もう何も 失くさないよ
もう誰も 泣かせないよ

光 わずか射し込む軌跡 淡い希望(いと)のように
手を伸ばし 求めた先で 辿り着くガーデン

やわらかな雨 包むようにぼくを濡らす
やさしく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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tender rain, garden

やさしい雨が。

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投稿日:2024/05/25 21:42:40

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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