Weltlinie

零れ落ちていく願いが
僕らに彩りを与えた
人知れず流れる歌は
手のひらで撥ねて溶けてゆく

カンバスに染みた過去の色は
透けた向こうで影を落とす
この手に宿した世界だけ
生まれ変われ
僕らはスクリーンを舞おう

冴えない世界線
嫌いじゃない未来
今 狙い撃つから
僕らの居ない世界を願うの
だって厭いはしない

ただ一人だっていい
描いた世界は
もう手には及ばない
きっとその憂さを晴らすから

砕け落ちた心の壁
今に崩れそうな涙の気配
それでも僕の世界には
晴れ間の覗く窓が一つ

暗がりに差した光を辿る
遠く 願い星の欠片
この手に宿した世界から
さあ 飛び出そう
僕らの歌が君を射す

絶えないセカイ系
期待したい
手に掲げる地図などない
僕らの選んだ明日に答えなんてありやしない

ただ一人だっていい
描いた世界は
もう変えられやしない
きっとその目の先に見据えた未来を

冴えない世界線
嫌いじゃない未来
今 狙い撃つから
僕らの居ない世界を願うの
だって厭いはしない

ただ一人だっていい
描いた世界は
もう手には届かない
きっとその憂さを晴らすから

きっと歌に載せて送るから

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Weltlinie 歌詞

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投稿日:2020/04/29 18:43:55

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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