暇もてあました神様が　以前自分に言った事
「命より大事なものはなに？」　思えば単なる暇つぶし
でも命より大事なものだから　と真面目に答える事にした

ところが中々見つからない　どうやっても見つからない
「そんなもの無い」と言ってみた
すると神様急に微笑んで
「それで良い」と尊大に　自分を褒めてくれていた

どうしようも無く空広がって
端っこ見えない大地の上で
微生物みたいに小さい自分
神様何を知っているの
こんなに小さな自分　見つめているの

カラカラカラカラ笑う神様
あっちの空から何が見えるの
カラカラカラカラ笑う神様
どっちの空から見下ろしてるの
命より大事なもの無くて　空っぽなままで良かったの？

暇もてあました神様が　今日も自分に囁いた
「時間より大事なものはなに？」　いつでも単なる暇つぶし
でも時間より大事なものだから　と真面目に答える事にした

ところが意外にも見つかった　どうやってもこれしかない
「やっぱり命」と言ってみた
神様急にカラカラ笑って
「そのとおり」と尊大に　大空舞って飛び去った

どうしようも無く羽広がって
端っこ見えない地上を抱いて
自分たち生きてる世界の上で
神様何が嬉しいの
時間と命を比べて良かったの？

カラカラカラカラ笑う神様
こっちは殻から出られないのに
カラカラカラカラ笑う神様
そっちは空から何やってるの
教えて神様笑ってないで　暇なら理由を教えてよ

どうしようも無く空広がって
端っこ見えない大地の上で
神様勝手に問いかけて
いつでも勝手に消えていく

命と時間と大事なものを
神様どうして比べさせるの？
答えはあるけど話せないのか
『答えない事』が答えなのかな

何より大事と言うのなら　命の価値を教えてよ

ライセンス

大事なもの。と笑う神様

間空

得体の知れない神様について、疑問を浮かべ続けるだけの詞です。
疑問の内容は発展していきますが、起承転結はありません。

うｐしてから言うのもアレですが、ストーリーがあるわけではなく、ネタでも電波でも、ましてや季節モノですらありません。
『命』を大事に思うボーカロイドが、神様にそそのかされて他の大事なものと比べてしまい、「じゃあ『命』の価値は？」と問うだけです。
しかも答えは出ません。「神のみぞ知る」というヤツです。

一応ボーカルは鏡音リンをイメージしてますが、誰が歌ってもＯＫです。
性別が断定できる言葉は使ってません。
文章量が多いので早口のロック調にまとめてやると丁度良いかもしれません。

改変は自由にして頂いて結構です。
もしこの詞に、何かくるものが御座いましたら使ってやって下さい。

曲作成だけでなく、感想、コメントなんでもお待ちしております。