その夜 君の声が僕のなかに落とした青いサファイア
この青は きらめきは 君のなかにあったものなの?
綺麗すぎて 雷鳴だ 強風だ 驚きだ
カランと心の底に着地した感触が未だに解けない

地中深く気の遠くなる年月で結晶するサファイア
君は一瞬で 一瞬で ……本当に? 本当なの?
僕は呆けたカラスになって スリランカの空で
カアと間延びして鳴いていたい気分だよ

ねえ 世界のあまりの広大さを憂うことはないよ
清廉な君こそが世界の真んなかだから
視界ユラユラユラユラ揺れる心地
君こそが世界の真んなかだと僕は知っている


転げる昼 過酷の明け方 内包物も 巡る巡る
時間は 獰猛で 鋭利で したたかで 気まぐれだ
サファイアよ どうか消えてしまわないで
サファイアも君も 僕には大切な大事件だ

人の理不尽な営みで 手足は簡単に汚れてしまうけれど
笑い合おうよ 僕らは高い硬度でいよう
僕は澄ました白猫になって オーストラリアの木陰で
スンスンと鼻を鳴らしていたい気分だよ

ねえ この世界の深淵に怯えなくていいよ
思慮深い君こそが世界の真んなかだから
視界クラクラクラクラ久遠の心地
君こそが世界の真んなかだと僕は知っている


君は僕に青いサファイアをくれた人 まさにその人 それが本当

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  • 非営利目的に限ります
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君が由来サファイア

こちらの歌詞、お声がけいただきました。ありがとうございます。

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投稿日:2024/07/23 20:45:17

文字数:544文字

カテゴリ:歌詞

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