限界　感傷　空想　妄想
現実は拒めない
不条理　揺るがないものでしょう

退屈そうに振舞って
大人ぶって見たところで
欲しいものはきっと
水面に揺らぐ撒き餌

執着も愛着も隠して
伸ばす手はどこに行きつく？
でも最悪だ　繊細なその瞳に
きっと欲望を映し出してる

面倒くさい　もう重症　暴走
虚しさにやるせない
夜通しドラマティックな空想を夢に見てる
倦怠感も終息
そっと差し出すこの手に握った
ただ不器用な銃口　闇に向けて、さあ
常常憂さ晴らしもつまらないから
願望剥き出しのままで

大体窮地に限って　
よく後手に回るものでしょう？
世界はいつも変わらない
歪な水槽さ

足掻くほど沈んでいって
空の色さえ忘れて
気が付けば薄暗い部屋の
隅っこですすり泣いている

劣等感　もう中毒症状
苦しくて泳げない
時折サディスティックな衝動を胸に抱く
最終回も敗色濃厚
前頭葉　静かに囁く
冷めきった引き金に指をかけて、さあ
きっと悪足掻きも悪くないから
紅潮　酔態の土曜日

陰気くさい　もう真っ向上等
運命に抗う　腐りきった箱の中で

面倒くさい　もう重症　暴走
虚しさにやるせない
夜通しドラマティックな空想を夢に見てる
倦怠感も終息
そっと差し出すこの手に握った
ただ不器用な銃口　闇に向けて、さあ
醜態垂れ流しで構わないから
この世界を壊して