こんなに近く こんなに遠く
【A1】
遠い街
君まで
もうすぐ
駅を出て
曲がれば
君がいた
【B1】
あの日
知らない道も
なぜか
近く見えた
ふたり
歩いた道
いまも
【S1】
いまも
すぐに
会える気が
してた
君への
この道は
いつだって
短かった
遠く
離れ
暮らしても
なぜか
改札の
あの灯り
あのころは
覚えていた
【A2】
同じ街
ひとりで
来た今日
駅を出て
あの道
歩いてる
【B2】
今も
変わらぬ角に
ふっと
影が揺れる
あの日
みたいな影
ひとつ
【S2】
いまも
すぐに
会えそうな
角で
君への
あの道を
いつだって
曲がっていた
ふっと
影が
揺れた気が
しても
その角を
曲がらずに
そのままで
通り過ぎる
【C】
曲がらず
信号を
ひとりで
渡った
あの角
遠ざかる
足音だけ
【S3】
いまも
近く
見える街
なのに
君までの
あの道は
いつの間に
遠くなった
遠く
近く
重なった
街で
駅前の
灯りだけ
あのころと
変わらないね
こんなに近く こんなに遠く
かつては遠い街まで会いに行くことも、少しも遠く感じませんでした。けれど時が過ぎ、同じ駅、同じ道、同じ曲がり角をひとりで歩くと、すぐそばにあるはずの場所が、ずいぶん遠く感じられます。昔なら必ず曲がっていた角を、今回は曲がらずにそのまま歩いていく――そんな「近さ」と「遠さ」が入れ替わる瞬間を歌詞にしました。曲のやさしさの中にある淡い切なさを聴いて浮かんだ風景です。
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