「気付いてよ 気づいてよ」と言って泣いた僕も 全ての全てに気付いた訳じゃないだろう
「気付いたよ 気付いたよ」と話り苦しんだ僕は結局何が言いたいんだっけ
雨音が響く空の下 いつから僕は空の上に立った?
傲慢で怠慢な僕はなりたくなかった自分になっていた
クライングライア
救いようのない僕を叱って
クライングライア
渡せるものなんて一つもないけれど
クライングライア
「そんなに泣いてばかりいたら 目の前の出来事に気づけなくなってしまうだろう」
自分の傷を塞ぐ為の言葉 他者の存在の影もない音を
解き放った 撒き散らした悲鳴 ねえ僕は今でも僕ですか?
疑問を抱えた 闇の中 いつからそれが特別だと思った?
高慢で溺れた僕はなりたかった自分を忘れていた
クライングライア
口先だけで動かない僕を叱って
クライングライア
意味を失った僕の声を聴いて
クライングライア
「嘘を吐くことは悪いことじゃない それは君が前に進もうとした証だ」
違うだろう 希望で目を覆うのは他人の傷を隠すことで
間違いや傷つけたことを許すのは僕がすることじゃなくて
泣いたっていいだろう 涙越しじゃなきゃ見えない世界もあるんだよ
クライングライア
救いようのない僕を救って
クライングライア
渡せるものなんて一つもないけれど
クライングライア
口先だけで動かない僕を笑って
クライングライア
意味を失った僕の声を聴いて
クライングライア
もう痛いのは嫌だ嫌だっだっだって逃げ出す人の歌を歌った
『(空白)』を埋める為にあなたを見るなんて嘘を歌った
知ることの出来ないことを「知っている」なんて思い上がりだ
そうだ僕はいつも被害者だって顔をしていた
泣きながら
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