この橋はもうすぐ落ちる 百年ずっと言われていた
言われ続けて それでも落ちず 川を静かに通していた
君はその向う側 僕を見つけて呼んでいた
重い橋 軽くなれ 僕が渡るまで

これからも 僕を呼んでほしいよ
いつものように 危ない橋の向こうで
ホントに怖いのは 橋を避けてしまって
君を見る場所が なくなること

この橋は今すぐ落ちる 君が最初に教えてくれた
君の好きを聞く前に 夕日 愛しいシルエット
何も見えないうちに 燃えるように焦がしていった
重い橋 軽くなり 君は砕けた

ああごめん 僕は君の何なんだ?
何をどうして この手を伸ばせるの?
とっても嫌だよ 橋の瓦礫を探って
君の心が血まみれと 知るのは

あの橋はついに落ちた 僕を守って君が落ちた
君を忘れて 君はもう 忘れる心も持っていない
何も見えないうちに 世界がすべてを奪っていった
重い橋 それよりも 君が重かった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Down to earth

「君」と「橋」の物語。A-B-A-B-Aの構成になっています。
初出: http://1744.l-3-l.me/1235832882/
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投稿日:2009/03/13 12:24:28

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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