【A】吊革掴んだ手を離して
名前も知らない駅で降りた
かすかに流れる夏の匂い
どこかで聞こえる子供の声

【A】答えを探して歩いてみる
許してほしくて焦がれてみる
すすけた緑の金魚鉢と
軒先滴る水の温さ

【B】まるで、世界に一人みたい

【S】まだ鼓動は鳴り止まないけど
大丈夫、大丈夫、透明に身を隠す
今見つめた他人事の夢
最低な、最低な、ぼくが眠るよに


【A】誰かが忘れた傘みたいに
明日はぼくまで忘れられる?
青空散りゆく雲の白さ
指先かすめた鋭い熱

【C】答えなんて解らないままで
空っぽをいっぱいに詰め込んだ
ぼくがいなくても規則通り
過ぎていく時の中で


【B】きっと、明日はぼくがいない

【S】まだ鼓動は鳴り止まないけど
大丈夫、大丈夫、透明に身を隠す
今見つめた他人事の夢
最低な、最低な、ぼくが眠るよに

【LS】まだ鼓動は鳴り止まないけど
大丈夫、大丈夫、何処かへ帰るはず
今さよなら 他人事の夢
最低な、最低な、ぼくが眠るよに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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明日、ぼくがいない。

見失いそうな詩です。

閲覧数:406

投稿日:2016/07/18 18:58:37

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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