下拵える手
中指たてる少女
常套句は慈愛
なるべくしてなる聖人
巧妙な手口

神経質に知り尽くして
雑音までも知り尽くして
ファルセットに尻従えて

本能に語るより
くだらなく遊ぶより
技巧派の君であれ
欲を浚う踝

透きとおる目
舌なめずれば秩序
感嘆符の竹刀
打ち据え求める聖人
楽園の水辺

生暖かくいじめないで
睨みを利かし踏み潰して
ピンヒールで挿し貫いて

小手先で挑むなら
爪先で遇って
憮然とし蔑んで
欲を浚う踝

時が来て
君は居なくなって
僕は居て
独り嗚咽漏らし

服を着て
深い夜の中に
君を見て
多分気のせいって
背を向けて
来ない仕置待った
帰り道

報復と制裁に
膨張が腫れ渡り
痛覚に恐怖する
欲を浚う踝

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

欲を浚う踝

閲覧数:89

投稿日:2015/12/12 17:57:00

文字数:318文字

カテゴリ:歌詞

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