宵闇を切り裂いた叫びが
鼓膜に走る
閉じた瞼の奥で燃える紅い炎
記憶は薄れゆく
大切なものたちは根こそぎ奪われた
それが宿めだと分かっていたけれど
また夜が始まって私は
孤独に耽る
封じた心の奥で微笑む誰かを
思い出せぬままで
暗闇を目に宿し 静寂を手懐け
研ぎ澄ましたのは自らの狂気で
いつからかこの腕は鎖が巻き付いて
慰みすら抱けずに
歪な感情 歌声は至上
過去の牢獄に心は囚われても
悲しみさえも歌にして
問いかける 問いかける
この場所から全て
痛みの温床 存在が異常
微笑む誰かが苦痛に歪んでゆく
紅い瞳を見開いて
思い出す 思い出す
閉じてた本当の意味を
罪の数だけ流す涙は真っ赤な雫
封じた心の奥で大事な誰かの
終わりを見届けて
光亡き明日よりも 永遠をこの手に
誓いの言葉は虚空を彷徨った
この体 この声は 禍々しいもので
枯れ果てても許されず…
あの日の残照 現実は非情
それでも私は光を失えずに
苦しみさえも糧にして
狂い出す 狂い出す
この場所では全て
痛みの温床 存在が異常
微笑むあなたが苦痛に歪んでゆく
紅い瞳を見開いて
思い出す 思い出す
閉じてた本当の姿
巡る歪な感情 歌声は至上
過去の牢獄に心は囚われても
悲しみさえも歌にして
問いかける 問いかける
この場所から今
あの日の残照 現実は非情
それでも私は光を失えずに
宿命さえも操って
追いかける 追いかける
あなたを取り戻すまで
罪の数だけ
何度も繰り返し 紅く
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