助けを呼ばない理由は
助けを呼んでも意味ないから
照明(あかり)の火を閉ざした理由は
もう火傷したくないから
僕が今生きる理由が
「死にたくないから」なら笑えたか
こんなことなら もっと僕が馬鹿ならよかったのにな
なぁ

何一つ 成せず 空回りする日々と逃走
愛 競うものじゃない わかってるよ そんなの

自分で付けた傷すらも この心(むね)の痛みの深さには敵わない
至って平凡なありふれた悩みかな
ねぇ

暗い 暗い もう戻れないのかな
息も出来ず 死ねず 生き苦しいだけの日々

終わってよ 目を閉じ祈るように終焉を乞う灰色の鏡像
僕はここにいるよ 気付いてとも思えないけれど
また明日も 同じ場所で笑いながら終焉を待つ色のない集合
もう手遅れなのかな


影一つ 孤独 溺れていくの海の深奥へ
ただ深く 潜る 光を閉ざす夜の方へ

瞼の裏の黒さえも この場所にある闇の深さには敵わない
比較の対象にすらならないんだ

終わってく 口を塞ぎ笑うように終焉を呑む壊された愛情
僕はここにいるの？ もうよくわからなくなっているけど
また明日も 同じ場所で痛みに耐え終焉を招く意味のない僕を 誰か 早く


助けを呼ばない理由は
助けを呼んでも意味ないから
照明(あかり)の火を閉ざした理由は
もう火傷したくないから
僕がまだ生きる理由が
「死にたくないから」なら笑えたか
こんなことなら もっと 僕は 僕は…？

目を閉じ祈るように終焉を乞う灰色の鏡像
僕はここにいるよ 気付いてよ
終わってく 口を塞ぎ笑うように終焉を呑む壊された愛情
僕はここにいるの？ もうよくわからなくなってくるよ
また明日も 同じ場所で笑われても救済を願う 馬鹿だろう僕は もう戻れないのかな
ねぇ 誰か 教えてよ 僕に その形を