嗚呼 風は巡りて行く末も無く
嗄れた大地が歌を歌う
あの彗星の輝きさえも
今滅び与える 僕らの最果てに

嗚呼 龍は巡りて此の世には無く
薄れた記憶が歌を歌う
あの彗星の輝きこそが
また僕ら導く 道標となることを

嗚呼 懐かしきその声は
鼓膜を通じて生血となる
常盤に許されざる罪の焔
終わりの 鐘が響く

未だ救われぬ生命の音
砂煙に消える足跡たち
まだ見えぬ希望の端くれが
月の裏側で泣いている
嗚呼 風は吹く 龍は吼える
其処に通った血潮の色も
誰も皆 思い出すことはないのだろう


嗚呼 龍は巡りて此の世には無く
鎮めた痛みが歌を歌う
あの彗星の輝きこそが
また僕ら惑わす 風見鶏となることを

嗚呼 懐かしきその風は
瞳を通じて夢幻となる
常盤に裁かれざる罪の氷河
終わりの 鐘が響く

未だ救われぬ生命の音
雪月花に滲みゆく俄雨
まだ見えぬ希望の端くれが
悲鳴に飲まれて消えていく
嗚呼 風は止む 龍は燃える
此処に滴った血潮の色も
誰も皆 思い出すこともなく


未だ救われぬ生命の音
砂煙に消える足跡たち
まだ見えぬ希望の端くれが
月の裏側で泣いている
嗚呼 風は吹く 龍は吼える
其処に通った血潮の色も
誰も皆 思い出すことはないのだろう

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  • 非営利目的に限ります
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歌龍と雪月花_歌詞

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投稿日:2022/07/06 19:49:32

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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