泣いている理由さえなくしても
泣いている ただ泣いている

束の間の慰みに花添えて彩れば真綿のいましめ

理想的な理想の途絶えた世界
正しく過ちを巡り重ねては揺れて
血溜りに零すこの雫のように
馴染みあうほどに通じあわない

願いごと振り替えては戯れごと
日毎夜毎ひびの割れた爪を砥ぐ
暗い部屋はひとりきりで何かに縋りつくように
震える今も眠れない

奇跡は破滅へと姿を変えて
繰り返せば鈍く濁り行くだけの絆
棘刺す枝で絡みつけるは縁
差し伸べる手ははねのけるそのため

願いごと振り替えたらずっとそばに
窓辺の影 憬れを優しく手招く
誰もいない暗い部屋で運命を撃ち抜くのなら
せめて夢を安らかに

泣いている音もなく色もなく
泣いている 空になる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

A different finale

歌詞です。

閲覧数:78

投稿日:2014/02/17 00:46:42

文字数:324文字

カテゴリ:歌詞

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