こんなことして何になるんだって
耳元で囁く 僕の声

こんなことして何になるんだって
なくたって困らない
腹だって膨らみやしない

自分で選んだことに違いなくて
でもどこかのみんなが遠く
きちんと大人をしていて

「挑戦が吉 結果より過程
無駄になることなんてないよ」って
ねえどうして
叶わなかった話を先にするの

救われたい 報われたいと
口を出れない悲鳴が木霊してる
「生きてればいいことある」って
明日も死にたくなれってことかよ
ハッピーエンドに進みたい
だけど どこで何を選べばいいの
鏡の中で暗い鬼が
幼いままの僕を嘲笑ってた

バッドエンドはおしゃれと思ってた
正義の味方なんてありふれていると思ってた

壊れた誰かの日常を
たくさん読めてしまう日常で
いつかの誰かに繋げようと
足掻く人たちにぶら下がる冷笑家

なあそれってお前こそ 「何の意味があるんですか」?

救われたい 報われたいと
口を揃えた悲鳴が木霊しても
「生きてればいいことある」って
偉い人は耳が遠いらしいな
ハッピーエンドに進めない
結末の品揃えが悪すぎる
涼しい顔したトラジディー
ヒーロー待たず僕は裸足で逃げた

全部偉い人のためのルールだった
君と僕が違うことは学校で習わなかったね
自己責任だけ覚えさせて
どうしても僕のせいにしたいなら
もういいさ
僕は僕だけの“責任”を取ろう

救われたい 報われたいと
口にできない悲鳴を歌おうか
「生きてればいいことある」って
言わないよ 君も僕も苦しんだ
ハッピーエンドに用はない
喚く節穴よ 退席の時だ
僕らもきっといつか終わる
でも それは今日じゃないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

トゥルーエンド

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投稿日:2022/08/05 13:33:31

文字数:698文字

カテゴリ:歌詞

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