『疾風迅雷』


越後野に吹く風の声
野を越えて谷を越え
風の行く末阻むなら
不知火の雷で

打ち払いましょう


(Aメロ)
戦災う戦国の世
国は破れて仁義なし
世の乱れ憂う北の風
義の道示すと吹きすさぶ

(Bメロ)
命救われた孤独な私
あなたの刃となりましょう
大望邪魔するその全て
切り裂き打ち破る乱刃へ

(サビ)
雷の如き閃光で
目に止まらぬ刹那で切り裂いて
闇夜に轟く稲光
気付いても遅きよ後祭
疾風に従う闇の雷
漆黒の闇を切り払う
曙に闇は残らずに、風が吹きすさぶだけ

(Aメロ)
風の通り抜けた土地は
まことうつくしきか桃源郷
百花繚乱咲き乱れるは
胡蝶か花か癒しとなる

(Bメロ)
平穏な世は住処に非ず
刃は身置く場所も無し
刃の揺りかごは血鞘の中
煉獄の戦場、修羅の道

(サビ)
風にただ寄り添う胡蝶にも
風の癒しとなる花にも
なること叶わぬ定めならば
我が身砕けようとも守り抜く
あなたが疾風となるのなら
我が身は迅雷、付き従って
修羅の道お供仕る。天下無双の疾風迅雷


(サビ前奏)
命散らすその瞬間は
自らその全てを散らしたい
死して屍残すまじ
それがあなたへの愛のしるし

(サビ)
乱れや激しく稲光
轟く雷鳴は断末魔
焦がして燃え上がれ葬送火
骨すら残さずに消えばやな


もしも、生まれ変われるならば
その時もあなたの側が良い
胡蝶にも花にもなれずとも
ずっとお側にいたかった・・・。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

疾風迅雷

戦国の時代。
一人の武将に付き従い、彼の陰として武器として暗躍した忍者をモチーフに作成しました。
武器として生きるしか生き様を持たなかった子、愛する人の役に立てることだけが生き甲斐だった・・・。
今際の際で彼女が描いた夢は、いずこ・・・。

閲覧数:225

投稿日:2010/12/25 22:40:35

文字数:616文字

カテゴリ:歌詞

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