月光に似たサイン
溶けていく砂糖
何物でもない明日
僕を語る君
シナモンと林檎色
陶器の微睡み
欠けるまではかじる飴
触れて滲む夜
きらきら光る指輪を入れて
見えなくなるまで煮よう
灯りを消して眠ろうか
それとも点けて眠ろうか
優しい君には選べないまま
僕も迷っていよう
爪先に降るサイン
焦げていく砂糖
何物でもない昨日
夜を掬う君
小さな石の飾りは落ちて
赤色が鍋の底へ
あの窓閉めて眠ろうか
それとも開けて眠ろうか
寂しがりには意地の悪い風
手を繋いで眠ろう
灯りを消して眠ろうか
それとも点けて眠ろうか
優しい君には選べないまま
僕と迷っていよう
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