「雪と人魂の映える朝に」


作詞・作曲・動画(3DCG) バッテンネコ

歌唱 知声


夕べのワインが祟って 32点の目覚め
ねえ、撚(よ)れたソファーに転がるキミは
まだ取り柄の無い生き物だ

どうやら雪が降ったようだ
マイナス1℃の街で
……で、冷めた紅茶を飲み干して
また不幸が煮凝った顔してさぁ

最低なことがあって
力なく肩を落としていた
大抵は在り来りな
幸せとか探しながら

毎朝悩んでいるようだ
ドアと窓との二択で
ビタミンとカフェインを血に巡らせた
操り人形に見えるのさ

誰を敵に回したって構わない
二つ返事の愛情はここにあるから
稚(いとけな)さを笑われても

窓の外を真っ白く人魂と雪が染めていく
大丈夫、ボクがいるから!
今日も一匹(ひとり)待っているから

人間(ひと)知れず愛しながら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪と人魂の映える朝に / 知声

雪の日の朝は、窓を開ける際に注意しましょう。
ヒトダマが弱った心を連れ去ろうとするのです。

「大丈夫、ボクがいるから!」
猫から人への応援歌です。

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投稿日:2023/03/05 16:08:38

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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