派手な内装と 歪な灯の影
追い詰めたキミは 余裕の笑みのまま

想定内だよ むしろ狙ったくらい
後ずさるキミ 後ろはもうベッドさ

キミのせいだとわかってる
トリックだって間違いない
それなのに 埋められない
まだたくさん隠してるんだろ?

「キミはどうしてこんなこと」だけが
分からないまま 押さえつけて
キミは僕の頬を爪先で撫でる

「動機まで明け渡すわけないだろ」
どうでもいいじゃん? 推理をやめろ
オレごと全部 やさしい嘘にさせて


キミのお仲間への 裏切りじゃないの?
こんなことして ああ、よかったね

想定外だよ こんなつもりじゃ
この言い訳を キミは笑い飛ばす

これはオレのせいじゃないよね
まあさっきのは合ってるよ
そうだけど 考えすぎ
もう隠してるのはたったの一つ

「オレはこうしてこんなこと」ほらね
今のは嘘だよ そんな顔して
キミはオレの目を射抜くように見る

「動機になんてなりえないはずなのに」
引っかかるんだ まだ足りないよ
キミの抱えた やさしい真実見せて


目を塞いで 耳元で囁く 「嘘だよ」
「都合のいいことだけ見てればいいよ」
拾う音の中に真実を見る
指先絡めて振り払い 「それだけ?」


終わらないで 一夜限りの悪夢
誰も知らない オレの中まで
キミなら引きずり出してしまうのかな

いつか全部見せてもいいけどね
キミからじゃなきゃ 意味がないんだ
そろそろヒントの時間は終わりだ


「キミはどうしてこんなこと」だけを
教えないまま キミは逃げて
僕はキミの手をまた掴み切れない

「動機まで明け渡すわけないだろ」
見つけたいなら 推理を懸けろ
オレごと全部 酷く暴いてみせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

逃走劇、終わらないで 歌詞

逃走劇、終わらないで (https://nico.ms/sm36811230) の歌詞です。

閲覧数:137

投稿日:2019/06/21 00:00:09

文字数:718文字

カテゴリ:歌詞

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