ああほら、私を視て!
貴方のその顔、ゾクゾクするわ
他の女なんか見ちゃダメ
愛してるの、ホントよ。
嫌よ嫌よも好きのうち、って言うじゃない?


恋って、こういうのを言うのね
ねぇ、こういう時は何て言うの?
言うことを聞かないコには、お仕置きをしないと。
貴方、私のこと全然判ってないのね
貴方のその眼が大好きなの。


私の沢山の愛で貴方を殺してあげる!
どうしてそんな眼で見るの?
ああ、ゾクゾクするわ!
さあ、泣き叫んで! 貴方の叫び声を聞かせて!
うっとりしちゃう。


貴方、素敵ね。素質があるわ
そんなコトしてもダメよ。
誰を見てるの?
私以外見ちゃダメ。
穢れてしまうわ。


叩かれるのが好きなんでしょ?
蹴られる方が好き?
ほら、これやってみてよ。
もっと足掻きなさい。
あなたのコトが好きなの。


あなたは私のモノよ。
拒むなんてありえない
私だけ見てればいいの。
私にだけ笑っていればいいの。
私の名前だけ呼べばいいの。
 
 
あっ、私の事「ヤンデレ」って今思ったでしょ?
うふふっ。貴方の事なら何だってわかるのよ。
何だってね。 
どう思われたっていいの。
今貴方とこやって居られるだけで幸せなの。

本当よ?

大好き。
だぁいすき。

デレとかじゃないわ。
これは私からの御褒美よ。

勘違いもお仕置きへ繋がるんだからね。

うふふふっ。
(愛してるわ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

倒錯サディスト

サディストな彼女とその彼氏さんの話です。
ヤンデレではありません。ヤンデレ好きですけど違います。
サディストです。断言します。

閲覧数:64

投稿日:2011/08/13 19:13:04

文字数:593文字

カテゴリ:小説

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