明日この景色の
13%も存在してないかもしれない
はぐれてしまう前に
ちぎれてしまう前に
うすれてしまう前に伝えにいこう

ずっと通ったあの部屋で
君はまだひとり
チューブで息をしている
僕は見捨てられなくて
声を聞きたくて
無力のくせに引き返してきた

サイレン真夜中の街 終焉を告げる
逃げ惑う人々 空のカラスも
どうせ生きていないみたいな人生に
未練がないのが悲しくて惨めだ

明日この身体の
13%も存在してないかもしれない
なにも残せないまま
だけど楽しかったな
瓦礫のその下でそう思って重なってたいや


電源を失くした街 無情な世界
消えかけの命が 飲み込まれそうだ
響く破片の雨 背中で
そっと受け止めてほら大丈夫だよって

明日あの夜空は
全然変わらないまま永遠時間を刻んで
あともう少しだけの
僕ら包み込んで
そのまま連れ去っていってくれないかな
君のためなんじゃないよ
僕のわがままなんだよ
今夜ぐらい好き勝手言わせて
誰も触れないような
遥か彼方星座みたいに
繋いだ手で二人小さな形描いた

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明日大地震が来る前に

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投稿日:2023/08/04 18:59:55

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

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