よく晴れた日のことでした。
僕は突然その意味を無くして
桜舞い散らせるそよ風と共に
君の笑顔まで無くしてしまったのです

少し寒い雨の日のことでした。
僕は一筋の細い雲となって
傘に落ち続ける水の粒の
下に流れる涙を拭えなかったのです

「いつか」の日が来る時は
「笑ってあげる」と言っていたのに

君が笑ってくれるなら
声が枯れても構わないと
なのにどうして?
僕は泣かせることしか出来なくて

汗滲む夏の日のことでした。
僕は沈む君だけが引っ掛かって
青々と茂る丘の芝生のような
光る笑顔をまた見たいと思ったのです

君が忘れてくれるなら
喉が裂けても呼び続けるよ
なのにどうして?
僕の声が届くことはまだ無くて


木が染まり葉が落ちて
君は誰かと出逢って
和らいだ悲しみに
I am crying Why?


君が忘れてくれるなら
喉が裂けても構わないと
だから僕は、

巡り巡った雪の日に
声を響かせ会いに来たよ
君が笑って
僕を抱き上げるこの日のために

枯れた喉も裂いた声も
君がいればどんな事も

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ネイムレスソング(仮)

少しひねくれた愛の形のお話。
改編等ご自由にどうぞ。

閲覧数:159

投稿日:2014/05/10 22:06:33

文字数:456文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました