キミが知ってる僕は偽物で
僕が知ってるキミは嘘つきで
重ね合わせた手が緩んでは離れて(ゆ)く
いつもと同じコインランドリー
無意識にキミを探してる
もう忘れたいはずなのに
心はどっかで宙に浮いたまま
交わした言葉の一つ一つが
くるくる回るメリーゴーランドみたいに終わりなく過ぎてゆく
繰り返すあの日の後継
無に帰す黒い瞳の亡霊
星のない街にもキミはひと際輝くんだ 一等星
思い出は夢のまま
ほどいては胸の中
消えそうな
言葉は空に浮かんで
(すぐに壊れそうで)
静寂に漂った
めくるめく水の音
白く濁る息
心の渦の中に
溶けてく
砕けたbiscuit 夜明け前映るキミのsilhouette
熱くて苦いコーヒーを流し込むsunset
あの日もキミとここで並んでた
二人座ったチープなベンチ
澄み切った夜でも心はセンチ
残ったのはいつもの柔軟剤の香りだけ
忘れたいのになんで
思い出は夜の日々
ほどいても虚無のヒビ
ゆらゆらと揺れている
キミの声
(なつかしさに溺れて)
静寂に堕ちてゆく
めくるめく水の音
白く濁る息
寒空の中に
溶けてく
絡まり合って
もつれあってく
二つの細い糸が
帰る場所もなくただ
漂っている
彷徨っている
思い出は夢のまま
ほどいては胸の中
消えそうな
言葉は空に浮かんで
(雪が溶けるように)
静寂に漂った
めくるめく水の音
白く濁る息
心の渦の中に
溶けてく
会いたい気持ちがあるのに
曖昧な言葉ごまかして
僕ら一瞬すれ違った人生
過ぎてく季節残された幽霊
汚れた心を
洗い流してよランドリー
一人見上げてはまた月明かり
思うのは今もキミばかり
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