傷付く痛みをいつも望んで待っている抽象画な感情と
毒に犯され黒ずんだ憎しみに
苛まれつつ眠っている孤独感への苛立ち
暁鐘は既に支離滅裂で
劈く音まで右か左かに泳ぎつつも
鼓膜を淫らに舐めているようなので
とてもではありませんが耐えきれず
布団の中の闇夜で僕は起立をしてみました
いつもいつも目の前で薄く映る友達の笑顔が切ないくらいに哀れだったから僕は自分自身を影にすることにした
そうすればきっと誰よりも付き合い上手な世渡り上手な良い人に
なれると思うから
to be continuedが映る暗黒に憧れていました
きっと孤独感寄りの絶望の淵で何もすることが出来ずに
蹲ることも出来ないタチの悪い独房なのだから
紫の帽子を被って祈祷した暁に
薄荷の飴の味に耽溺するダメな聖職者
ああはなりたくありません
いつもいつも目の前で薄く陰る人々の素顔が苛立つくらいに無臭だったから僕は自分自身を影にすることにした
そうすればきっと誰よりも付き合い上手で世渡り上手な良い人に
なれると思うから
いつもいつも風下で瞼閉じる人間に嫌気がしみてく感じに煙だったから僕は自分自身を虚無に置き換えてみて
唯一人きりで誰よりも表情が無くて冷たく笑える良い人に
なれたと誇れたよ
冷たい良い人と
確信できたんだ
良い人
男性ボカロなら誰でもいけそうなイメージ
今の季節にぴったりなイメージ
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