ただただ望みを返します
鏡をかぶったお人形
ほらほら望みを映しましょう

歩いてゆきます闇の中を
流れて流されて　気づいたら僕をなくしてた

きれいという言葉でよごれたお人形
誰かの望むままを映し出すもの
鏡が割れてしまったらそれは糸の切れたマリオネット

僕の僕の手足をください
割れた鏡は戻らなく
映せないなら必要なくて

感情探してさまよいます
出会った光ひとつ　気づいたら手を引かれてた

汚れた世界がきれいに見えて
僕が望んだものを手にした
散った鏡の反射がきれいで　空の青さに涙さえにじみ
僕は僕を生きてゆくんだ

そこにあったのは優しい世界
汚れた分だけきれいになって
僕のままが受け入れられて
はじめて僕は産声で泣いたんだ