「東京タワーに登って、全部見下ろせたらなあ……」

最低野郎なる君に
拝啓、歌を歌うよ


19の夏の日々が ずっといとおしいまま
上手になったことなど
冗句くらいしかないわ

寂しい六畳間の 無造作の 過去の気配
そう それはつまり 小恥ずかしい 過ちと

尚も汗ばむ 恋の冗長
今日も 私を濡らす想像


どんな美辞も麗句も 証明不可能なのよ
ちょっと賢いフリが
功を奏して頂戴

二人の 恋は決して綺麗じゃないものだったが
そう それはそれで嫌いじゃない そう言いたい

街の灯りはうつくしく
同じ彩度の夢を見たい


最低野郎なる君に
拝啓、今すぐ会いたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

tower

君がそびえる街

かわちさんの歌詞募集楽曲に宛てて。
大人っぽさと、都会感。愛しさと、寂しさ。それぞれをテーマに練り込みました。

語感よさめの歌詞にしあげました。
タイトルの『tower』:そびえるの意


ver.1/2(前のバージョン)に、らららに合わせたひらがな&譜割り参考を掲載しております!

閲覧数:178

投稿日:2018/08/24 22:29:58

文字数:282文字

カテゴリ:歌詞

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