隙間などない言葉で
この胸を埋めてほしい
鍵穴が視えるのなら
回すよりも塞がせて

詮索の進む先に
辿り着く焼け野原が
惨めだと思うのなら
貴方が薊を植えて

一生の頼みがある
限りなく透明な

雨を与えてほしい
貴方のその手で瞼で爪先で
一輪の淡い影が
夢の都になるまで
そして私は桃源郷に
貴方を抱いて眠ろう
春の砂地のように
優しくだってなれる

深い森さえ目覚める
朝日にも爪を立てて
一片を飲み干すから
爛れだす喉を撫でて

繰り返す願いがある
淑やかで憂鬱な

雨を降らせてほしい
私のこの手に瞼に爪先に
一息に解く髪が
夢の帳になるまで
そして貴方は桃源郷に
埋もれて眠るだろう
落ちる氷柱のように
鋭利にだってなれる

貴方が咲かせた薊はいつしか
砦のように広がり
この両腕を伝って
柔らかに空を裂く

雨を与えてほしい
貴方のその手で瞼で爪先で
一輪の淡い影が
夢の都になるまで
そして私は桃源郷に
貴方を抱いて眠ろう
春の砂地のように
優しくだってなれる
なれる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花の鎧


埋(う)めて
薊(あざみ)
埋(うず)もれて
空(くう)

薊の花言葉:触れないで

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閲覧数:160

投稿日:2011/06/17 15:42:43

文字数:442文字

カテゴリ:歌詞

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