「きゃりこ　きゃっと」

酸素の足りないこの部屋はもうやだ
逃げ出すかな
入口出口が見つからなきゃ
どこも行けない

縛られた幸せなんかいらない
気まぐれに生きてやる（やるさ）

微かに見える空
こんなにも遠いものなのか
気ままなねこになりたい
邪魔されずに遊んでみたい

未来の見えないこの空はもうやだ
おなか空いた
憧れ夢とかそんなものじゃ
なにもできない

捨てられた幸せさえも欲しいさ
空から落としてくれ（くれよ）

心安らぐ場所
どこで手に入るものなのか
飼われたねこになりたい
ただゆっくりと過ごしてみたい

気まぐれで　無関心で　わがままな
人にはならないよ（ないよ）

目が覚めた時には
吾輩はねこかもしれない
名前も記憶も無くて
愛想もない（ねこだ）

目が覚めた時には
吾輩は人かもしれない
そんな夢を見た日には
ねこみたいに　走り出したい

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「きゃりこ　きゃっと」

さんその　たりない　このへやはもうやだ
にげだすかな
いりぐち　でぐちが　みつからなきゃ　
どこもいけない

しばられた　しあわせなんか　いらない
きまぐれにいきてやる　やるさ

かすかにみえるそら
こんなにもとおいものなのか
きままなねこになりたい
じゃまされずにあそんでみたい

みらいの　みえない　このそらはもうやだ
おなかすいた
あこがれ　ゆめとか　そんなものじゃ
なにもできない

すてられた　しあわせさえも　ほしいさ
そらからおとしてくれ　くれよ

こころやすらぐばしょ
どこでてにはいるものなのか
かわれたねこになりたい
ただゆっくりと　すごしてみたい

きまぐれで　むかんしんで　わがままな
ひとにはならないよ　ないよ

めがさめたときには
わがはいはねこかもしれない
なまえもきおくもなくて
あいそもない　ねこだ

めがさめたときには
わがはいはひとかもしれない
そんなゆめをみたひには
ばかみたいに　はしりだしたい