▼ Ａ１
どれ　くらいの　時間の中
独りきりで　居たんだろう

見上げる　空の青が
眩しくて　手を伸ばす　んだ

▼ Ｂ１
この世界は　偽(いつわ)りしかなくて
ずるさばかりを　覚えていった
「何でだろ　生きにくいな」

▼ Ｓ１
見えるものに　囚われちゃってさ
だって　きっと　きっと　それが全て
「僕の声　届いてますか」
ほら　今　ここに　居るんだよ

▼ Ａ２
難しい　時代の中
独りきりで　居たんだろ？

口ずさむ　音が零れて
落ちては　消えて行く　から

▼ Ｂ２
この世界で　上手く生きるには
強さばかりが　求められて
それでも　いつも「寂しい」

▼ Ｓ２
見えることが　全てじゃないのに
でも　なんか　なんか　足りなくてさ
「温もり　伝わってますか」
ほら　今　君と　居るんだよ

▼ Ｃ
透明人間は　独りきりで
擦り抜けるばかりの　日々
透明人間は　気付かれなくて
掴めないばかりだ　でも

▼ Ｓ３
見えないから　わかることもある
のに　なんで　なんで　届かないの
触れる手が　淡く色付く
きっと　今　なら　君にも見える

見えてはない　僕なんだから
こそ　ずっと　ずっと　強くなれる
言葉には　ならなくてもいい
ほら　だって　声　届いたよね

下手　くそ　な　僕の歌