『焦燥とオレンジと』

街の灯の焦燥と
消えていく人の跡
影踏みが終わる頃
目を開けた故の僕でして

最後衛で最終戦争 太陽系の明日が消えた
半透明の反省会場 感傷的な涙が落ちた

一日の算段と
閉じてきた夕顔と
後悔に沈む頃
窓を開けた故の僕でして

最底辺の最終弁論 最新鋭の光が見えた
間一髪の感情漏洩 集大成の涙

それはただの人
目蓋の裏の赤 そう喉の奥の色 今更見えた

遥か空の奥の奥の奥まで逃げた 幼さと出鱈目
追いかけていた影法師の線を結んで 僕は夢を見てた

これからの毎日と
消えていく人の痕
影踏みに飽きた頃
目を開けた故の僕でして

円錐形の口頭尋問 才能さえも語るに落ちた
半永久の水中遊泳 感傷的な涙も枯れた あーあー

僕等の そう 描いた 球体の 中身は

痛む傷の奥の奥の奥まで逃げた 後悔の行方も
追いかけていたオレンジの光を結んで 今も

遥か空の奥の奥の奥まで逃げた 幼さと出鱈目
追いかけていた影法師の線を結んで 僕は夢を見てた あー

僕等の そう 描いた 世界の 明日は
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

焦燥とオレンジと

ぱちぃさんの募集用。

閲覧数:316

投稿日:2012/08/21 23:26:37

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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