頼んでやしないのに夏はやって来る
汗ばんだ体に降りしきる君への歌
本当は時計はあれから止まってた
僕の頭の中には季節は一つだけ

例えばあの時 君の手を掴んでいれたら
鳴らなくなった電話
まだずっと待ってる僕を君は笑うかな

遠い君
変わらない僕と終わらない夏
ずっと続いてる
青い空
憎らしくて舌を出してみたり
どんなに足掻いても 君は戻らない
あの日からずっと手を伸ばしてるはずなのに

頼んでやしないのに雲は流れる
君宛の手紙も風に乗って届けばいい
本当は時計はとっくに動いてた
見るのが怖くて目を逸らしてただけなんだ

あの時の君と こんな歌を歌えていたら
例え会えなくたって
繋がっていれる でもそうならなかったんだ

遠い君
変われない僕と終わらない夏
ずっと続いてく
青い夏
眩しくてまだ目を開けられない
どんなに叫んでも 君に届かない
あの日からずっと手を伸ばしてるはずなのに

あの時の君と こんな歌を歌えていたら
例え会えなくたって
繋がっていれる でもそうならなかったんだ
僕はまだあの日の夏を生きてる

遠い君
変わらない僕と終わらない夏
ずっと続いてる
青い空
憎らしくて舌を出してみたり
どんなに足掻いても 君は戻らない
あの日からずっと手を伸ばしてるはずなのに

遠い夏
変われない僕と変わっていく君
ずっと終わらない
青い夏
眩しくて涙が止まらないよ
僕ももうそろそろ 走り出さなきゃ
あの日から一歩前に進み始めるんだ