乾燥肌 ちぎってすてる
剥いては捨てる ぼろぼろになったって
ぐずぐずになったって ぐしゃぐしゃになったって
やめられないんだ 要らない皮膚を
剥いては捨てる 乾燥肌

血が滲んだから舐めとった
味がしたんだ 乾いた鉄の
苦くて熱い 血の味が

乾燥肌 掻きだしてすてる
剥いては捨てる がさがさになったって
ばさばさになったって べろべろになったって
やめたくないんだ 乾いた皮膚を
剥がしては捨てる 乾燥肌

白が見えたから舐めてみた
味がしたんだ 乾いた固形の
甘くてしょっぱい 骨の味が

いつになれば
いつになれば
本当の僕になれるのかな
この皮膚の奥に
この皮膚の奥に
本当の僕が居る気がする

乾燥肌 噛みちぎってすてる
ずたずたになったって ざくざくになったって
ぐしゃぐしゃになったって ばらばらになったって
やめられないんだ 偽物の皮膚を
ちぎっては捨てる 乾燥肌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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乾燥肌

title:かんそうはだ

閲覧数:96

投稿日:2013/02/15 12:59:03

文字数:395文字

カテゴリ:歌詞

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