閉じられた心に かかる運命の糸を払って
君のためだからと 目隠しをした

大丈夫 平気さ すぐにまた傷はふさがるよ
微笑んだようなその頬に 安心する僕がいた

薄く紅色に上気していく

君の頬に 顔を寄せて 囁くふりして 噛み切った 耳
世界の雑音を聞かせたくないからなんて もう聞こえない嘘をつく

「  君のことが 好きだから  」と 愛したふりして ふさいだ声
まとわりついた息を呑んだ あぁでも僕は 倒錯的に君を好きになるようだ



片隅の椅子に 縛った君と僕の約束
無言で指切った 沈黙の鍵

大丈夫? ごめんね 私はもういなくなるからね
無意識に腕をつかんで 君を殺す僕がいた

淡く青色に蒸発していく

君の耳に 口をつけて 叫んだ言葉は もう忘れたよ
世界の雑音が僕の言葉を蝕んで 閉じたまま錆びた目と口

「  大好きだよ 本当なんだよ  」って 信じたふりして 君は笑った
空間に満ちた潮に噤む あぁほら僕は 内向的な恋心を抱くようだ



手を伸ばして 伸びた爪で 君の背中なぞって 言えない言葉を書いた
振り向くなよ 頚に当てて 僕の背中にあたる 鋭い文字が刺さるのを見た


君の方に 顔を寄せて 囁くふりして噛み切った 耳
世界の雑音に溶けて消える赤い錆 もう戻れない一秒前

「  わかってるよ もう許すよ  」  君の声に膝は折れて
腕をついて落ちる涙 あぁもう僕は 反抗的に生きていたようだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

3 4 5 6 1 の世界

衝動。

@書き途中


曲をつけてくださるような奇特な方がいたらお願いします。

閲覧数:90

投稿日:2010/08/18 22:33:43

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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