『かっこつけてね』
慣れた
大人の演出
薔薇の花束
柄に無いスーツを買う

『エスコートして』
首の
キスマークが
夜の街に
ひっそりと溶け
僕は貴女の腰に手を回すだけ

ああ高嶺の花から
溢れる蜜水のような
アダルティックな酒を飲ませられた気分だ
お互い都合の良い関係だから
上澄みだけを口に
含む

「甘ったるいな」
いつも
辛口の
僕好みに合わせ
持ってきたから

『だったらいいわ』
冷えた
ボトルを強引に
奪い取った
貴方の目が
なにも考えてないように
光が無い

「いつもの場所で会おう」
「かっこつけて行くから」
返信のないメールを
何度も読み込んだ
適当に返していたメールも会話も
今ならちゃんとできるから
お願い

『もう二度と会わないわ』
『さようなら』って貴女は
律儀に返してくるまめなところが好きだ
僕らは都合のいい関係なんだから
未練なんて
らしくない…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

馬鹿みたいに甘い酒

no_20さんの作品に歌詞応募させていただきましたいた。
https://piapro.jp/t/Ib-r
結局大人もいつまでも子供のままって最近思いました。

閲覧数:84

投稿日:2024/11/17 21:41:03

文字数:390文字

カテゴリ:歌詞

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