空を照らして世界を創った 発光の現象 綺麗な燃焼
いつも人はそれに成りたがって 中身を光で埋めようとした
「太陽がなかったらこの空に光がなかったように」と詠った陽に
暗がりの居場所は奪われた
僕ら今も旅をしている
空に浮かぶ炎が与えたもの 青に浮かぶそれが奪ったもの
反抗や同化や逃避をしたって同じだろう 僕らが欲しいものはこれじゃなかった筈で…
今は光が指す方へ向かおうか 光を求めないまま
それが僕らを蝕まないように 忘れないように隠し持って
いつか皆を照らすそれを壊してみたいと思うんだ
それが悪だっていうならさ僕はもうそれでいいから
見上げた世界で一番輝いた 巨大な天体 絶対の存在
「それに引き換え」と相手にされずに目的を見失う光なき恒星
太陽がなかったらこの空にその姿もなかったろうけど
今なら繋がれる気がしているんだ
たとえ繋ぐものが一つでも離れることはないだろう
灰に染まる僕らが気づいたこと 空に沈む穴が嗤った音
繰り返し歌った僕らの音 繰り返し沈んだ声を 今も
今は光が指す方へ向かおうか 光を求めないまま
それが僕らを蝕まないように 忘れないように隠し持っていよう
僕らそんな灯りがなくても 生きてける筈だろう
そこに強さなんてなくてもいいよ 弱いまま進んでいこうよ
そして皆を照らすそれを壊してみたいと思うんだ
それが愚かだっていうならさ僕はもう馬鹿でもいいから
この空の白を埋めようよ
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