両親に買ってもらった 新品のスケッチブック
どのページも真っ白だ これからなにを描こうかな

描きたいものを探すため 街中を駆けまわった
何も見つからなくて僕は キャンパスに地図を描き始めた

真っ白なキャンパスを 黒色の線で埋めつくす
本物には敵わないが 自分のために埋めつくしてく
完成はいつだろう?


街中は描きつくしたけど 埋まらないスケッチブック
まだまだ白紙はいっぱいだ これからも地図を描こうかな

鉛筆片手に道を征き 街外へ飛び出した
太陽に照らされて僕は キャンパスに地図を描き始めた

真っ青な空の下で ひたすら白紙を埋めつくす
用意してた色鉛筆で 色鮮やかに埋めつくしてく
完成はまだ遠い


時を重ねると共に スケッチブックも重なった
山積みになった地図を ふとひとつ手に取る

鮮やかなキャンパスが 今の僕には白紙に見えた
どの地図もただひとつ 欠けているものが……
真っ白なこの地図には 目的地がどこにもない
そうだ僕が描きたいのは 地図じゃないとやっと気付いた
完成はもうしない


真っ白な地図に印された 目的地に向かっている
新しいスケッチブックに 描くものはもう決まっている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ホワイトマップ

初めまして。
拙作を読んでいただきありがとうございます。
感想などをいただけたら幸いです。

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投稿日:2013/02/19 02:50:16

文字数:506文字

カテゴリ:歌詞

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