暗い色の空 広がっていく
  降りゆくは 地獄の種

 誰もが居場所 燃やされつくし
  続いていく 焼けた記憶


 逃げている時も
  ずっと止まないの
 背を向けてしまった
  あの子が泣いてた
 「助けてよ」って

 
 「生き残りたいよ
   まだ息してたいよ
  大切な人とともに」
  みんな そう思ってた


 神様 私が叫んだら
  安らげる時間は戻りますか?
 理不尽な戦いで
  消えゆく人々(ともしび)を取り戻せますか?


 どうして 人間はこんなことをするのですか?



 ただ一人だけで 残されてから
  虚ろうの 私の影
 
 誰もが命を 燃やされつくし
  離れないの 妬けた記憶

 
 眠れないときは
  そっと唱えるの
 母さんがよく歌ってた
  子守唄を

 
 「向こうへ行きたい
   もう独りは嫌だ
  今すぐ連れて行ってよ」
  泣くことさえできない


 神様 私が叫んだら
  この争いに幕は下りますか?
 失うばかりなのに
  深紅を流す意味はあるのでしょうか?


 いったい 人間は何を求めているのだろう



 また今日も 炎が落ちてくる
  嘆く声 唸る声も

 煙に包まれ 永久(とわ)の世界へ
  振り返れば ヤケタ記憶


 どれだけ走っても
  近づいてくるの
 みんなを奪った
  黒い飛行機

 
 足が泣いている
  「痛い苦しい」って
 こらえて動かしても
  もう逃げられないんだ


 神様 嗚呼 私はついに
  赤い悪魔に捕まってしまいました
 何も感じず 薄れてく意識を
  涙目で見てた


 最後くらい 楽しい夢を見ていたかったな・・・




 神様 いつかはこの世にも
  ホントの平和が訪れますか?
 笑顔が絶えないのが
  当たり前の日々は・・・・・

 今からでも遅くないはず だからお願い

 二度と 惨劇(せんそう)など 繰り返さないで



 
  
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ヤケタ記憶

昭和、第二次世界大戦をモデルに書きました。
  作曲していただけたら嬉しいです。

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閲覧数:164

投稿日:2010/02/18 00:10:48

文字数:836文字

カテゴリ:歌詞

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