(イントロ)
左様ならを告げた君は とても美しく
雪の夜(よ)に舞い 散って征った
触れた心は辛く 降り続く雨
積もった痛み 目を逸らした
(A1)
ただそれが 当たり前だと信じていた
親の言う事に 首を縦に振って
そうそれが 幸せになれることだと
言い聞かせていた 黒く霞む心
(B1)
不思議な風 響く足音
私の中の私を 呼ぶ声
雪の夜(よ)に 現れた影
手を引かれ寒さ忘れ 駆け出した
(S1)
積もる積もる 白き雪の山
知らぬ世界へと 迷い込んで
笑う笑う 幸せな時は
気が付けばそれは 夢だった
気が付けばそれは 冷たかった
枕元に光る 雪の欠片
(A2)
あの日から 積もる雪と増える不安
選ばれた誇り 喜べない本音
皆(みな)の為 放たれた泣きじゃくる声
日に変わり行く 黒く晴れた空
(B2)
誘う(いざなう)声 増える影の絵
手を引かれ連れてかれる 無我夢中
無垢で広い 星空の元
白銀の園は 美しく
(S2)
居たい生きたい 本音隠し
現の世から 目を逸らして
泣いて泣いて 何時しかそれさえ
痛みすら忘れ 左様なら
もう幸せすら 左様ならと
もうすぐ終わりが 告げられる
(C1)
深く深く 積もる雪の山
私の全てを隠し 眠らせて
どうかどうか 最期の願いを
意識の糸が切れぬ前に 連れ出して
(大S)
白く白く 光る走馬燈
もう戻れないと 涙流す
おいでおいでと 手招きする影
忘れていたこと 許してよ
歩く歩く 足跡残せず
紅い頬さえも 嬉しくて
積もり眠る 私の全てを
気がつけば手の指 冷たくて
気が付けば隣 君が居た
白銀の園で 眠りついた
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