あの子のいない風景
ぼくにとって それは色の無い世界
窓の無い部屋で 過去の幸不幸にしがみつき  
祈ることも 願うこともできず
ただ雨の降る夜を 耐え忍ぶ時間

あの子のいない帰り道
流れていく窓の外の景色を スマホの画面を
自分の姿が見えないように眺める
確かにそこには きっと「日常」がある
けれどそこは 彼女には見せられない
ただ風の吹く道を 行き過ぎる時間

どうして人の優しさを 受け止められないのだろう
夕日に溶けていく 街の煌めきに
思わず目を背けて 手のひらを眺める
あの子のぬくもりは すっかり冷めてしまったけれど
確かに触れた記憶が 胸をそっと温める

あの子のいない 窓辺のテーブルで
ティーカップの中に 揺れる瞳が見えたよ
流れるジャズの中に 笑い声が聞こえたよ
めくるページの音に 静かな息遣いを感じたよ

なんだ ここにいたんだね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あの子のいない風景

あまりにもあの子を中心に書いていたので、その逆を。

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投稿日:2026/07/27 21:37:36

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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