昨日狭い廊下から
さようならの声がした
軋む床を眺めてた
明くる朝の夢?

             酷く脆く崩れゆく
             形だけの言葉には
             何も 何も 込められてなんかいないよと
             言っているのにさあ!


     探してよ
     いつかに垣間見た新しい世界を
     いつだとて
     それは朧げな夢物語でしかありえないのに?


そうさ 僕らは変わらず  いつなんどきもそのままで
いつまでも留めているの  そして君を笑うのさ

       さよなら明日までまたいつか


去りし暗い部屋の中
またあしたと泣いている
かつて波に揺られてた
幼い僕たち

             ひとつふたつ消したのは
             想い 名前 そして何?
             十も二十も積んだのは
             たぶん酷く重いものなんだろうさ


     教えてよ
     いつかの破綻したその友情論を
     どこからか
     それは僕たちを酷く歪ませていくのだというのに?


きっと僕らはそのまま   あの日には戻れないのさ
そう 進んでいくのだろう 前を向くだけ それだけ

       瀟洒な仮面はそのままで


過去を零して厭うて    そう とどめは刺せないのさ
ただ這いずり回るだけさ  今を見据えて嘆いて

       昨日に手向けた自己讃歌

ライセンス

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【愛琉歌レグ&愛琉歌ウェヌ】木製幻燈の杯【オリジナル曲】

【愛琉歌レグ&愛琉歌ウェヌ】木製幻燈の杯【オリジナル曲】の歌詞
左がレグ 右がウェヌ

閲覧数:387

投稿日:2014/04/04 09:59:54

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

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