一文字一文字
日々をなぞってく
下書きいらずの人生って
どれだけ楽なんだろう
でもちょっとだけあくびが出る
君っていう名のスパイスが
あるからこその僕なんだ
規則正しいアリの行進
平凡な風鈴の音色
君は何とも思ってないけど
何気ない日常こそ僕の幸せ
緩やかな雰囲気に包まれて
僕ら黄昏れに誘われて
予約していたステージで
二人だけのダンスを踊ろう
多分明日には忘れちゃうから
一日一日
何かが変わってく
おいてけぼりかと思ったら
胸がチクリと痛んだ
ふと君の顔を見に行った
よだれたらした君の寝顔
何だか救われた気分だ
出かける時のほっぺにチューと
帰った時のカレーのにおい
普段全く気にしてないけど
やっぱりこんな毎日っていいな
穏やかな夕暮れにみせられて
僕ら明星に誘われて
遅刻してきた流れ星に
二人だけの願いを託そう
多分今日のこと忘れちゃうから
見上げた空は昨日と同じ色
だけど君と見るから
輝いて見える
鮮やかな朝焼けに奪われて
僕ら日差しに目細めて
巡ってきた今日という日
僕等の終わらないストーリー
きっとまだまだ続いて行くんだろう
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