
自分の顔も思い出せない消えてゆく私
誰のせいでもないこの日々を救ってくれるか?
虹色の言葉なら遠い日のひび割れた彼方に
作られた記憶なら取り残されたまま
生まれなければよかったと思う私はただの敗残者
止まれ止まれと叫べば哀れな動き続ける亡骸
騙されたまま歩いても何も報われなければなおさら
前も後ろもあいつが笑えば早くこの世の終わりを
歩き疲れた私のことを見ているのは誰?
見えない出口を求めたままどこへも行けずに
「ありがとう」の意味なんて知る価値さえないはずと信じた
使うことのない言葉並べて溶けて行けば
今まで歩いた記憶を吐き気とともにすべて終わらせば
少しはマシな絵が描けるはずと夢を語ったあいつは
嘘を嘘と信じさせる幻をその目に映し出して
凍ったままの指先に触れた青い眼差しを捨てて
辛いだけの真夜中を通り抜けて
目覚めたその先に響く世界は
白と黒に塗り分けられ感情を持つ気力もなくした
誰にも止められない世界が落ちてゆけば幸せだ
「始まり」を望まないのになぜ終わりに向かうしかないのか
正すべき間違いの代償をなぜ負わなくちゃならない?
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