ある地に 少年一人
毎日見舞う 花を持て
病床 少女が一人
毎日待つは 少年

医師は告げた 「長くて一年」
命の時間

悩みに悩む 少年は
苦悩に喘ぐ

「あぁ 神よ あなたは少女を見捨てた?」
十字の御元 祈りて問うは 少女のことだけ

あぁ 神は 気まぐれ 真摯な声に
噂の風をいと高く 世界に響けと歌われた



『かの地 密と その花は 祈り糧に咲くと言う』
『どんな 願いも 叶える花よ その名は《アマランサス》』



雲掴む様な その噂
それでも 少年決意する
全ての財を投げ打ちて 肩荷を担いで旅立てり

「弱り行く 恋人を 励まし祈るよりは 万に一つの可能性でも 賭けてみるのもいい!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

『少年・少女』

助ける手だてのない病に倒れた恋人の為、少年は一人、旅立つ。
目指すのは、伝説の花・アマランサス。
不安がないと言えば、それは嘘だ。
でも、涙を振り払い少年は叫ぶに違いない。「無力な僕が、君の為にできることをしたいんだ!」


はい、やっと主役のご登場です。
少年のイメージはレン。少女のイメージは意外にもリン。
なので、多くはレンに歌わせるつもりです。ナレーションやら語りやら、その他はミクに歌わせる予定。
実は、これ、オペラ風を目指した楽曲なんですよ。
オペラなんだか、物語音楽なんだか、ちょっと不明……

閲覧数:48

投稿日:2010/09/11 17:55:28

文字数:303文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました