※下部に一応全部のひらがな詞あります

朽ちていく 揺れ 散る ひび割れる 悠久(とき)の夢
満ちていく 旅路に 永久(とわ)を見る

枯れていく この地で くずおれて 蜃気楼
仰ぎ見る その緋は ゆらに振れ 暮れなずむ

色褪せる夢路の上 佇み
霞み行く星に呑まれ ただ一人


モノクロに 消え行く 築かれし 物語
振り返る 旅路に 幻影(かげ)を見る

記憶の 彼方に 奏でる
この胸に 刻む鼓動は 君の夢

揺れる想い出の中に 呟く
「君とまた砂の城を 作りたい」 

巡る風に翼(て)を広げ 飛び乗る
夢の遺跡(あと)に別れ告げ 今一人


崩れた砂の城に
こぼれ出す涙滲(し)みて
懐かしい君の声
想い馳せ ただ眠ろう


<ひらがな詞>
くちていく ゆれ ちる ひびわれる ときのゆめ
みちていく たびじに とわをみる

かれていく このちで くずおれて しんきろう
あおぎみる そのひは ゆらにふれ くれなずむ

いろあせるゆめじのうえ たたずみ
かすみゆくほしにのまれ ただひとり

ものくろに きえゆく きずかれし ものがたり
ふりかえる たびじに かげをみる

きおくの かなたに かなでる
このむねに きざむこどうは きみのゆめ

ゆれるおもいでのなかに つぶやく
きみとまたすなのしろを つくりたい

めぐるかぜにてをひろげ とびのる
ゆめのあとにわかれつげ いまひとり

くずれたすなのしろに
こぼれだすなみだしみて
なつかしいきみのこえ
おもいはせ ただねむろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夢ノ跡にテ君想ひ(仮)

「無題2」を聴いて考えた詞です。

「崩れかけた遺跡で、一人で歌う少女」というイメージで考えました。
でも、詞の解釈は人それぞれで良いのではないかと思ってます。

閲覧数:265

投稿日:2010/02/08 10:42:49

文字数:646文字

カテゴリ:歌詞

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