[A1]
くすんだ蝶 か弱い振りして
誰かの心 切り捨てた
刺さる前に棘を抜いちゃえば
痛くないでしょ
汚れたクマ 優しい顔して
私の心 切りつけた
空いた穴に綿を詰めてくの
震える手で

[B]
愛は溶ける 君と混ざる

[C1]
花のように美しいレプリカ
やるせない 純白のひとひら
気まぐれな水やりはやめて
朽ちるだけ
道端に葉を広げ咲くの
手折られても

[A2]
並べたマグ 君が微笑んで
ずっとこのままいたかった
箱に入れてゴミと捨てちゃえば
楽になるかな
昼間の何? 私のほう見て
すぐに視線を下げたでしょ
恋はやがて糸を絡ませて
変になるの

[C2]
祈るように膝をつくガラクタ
叶わない 約束の星屑
神様を気取るならせめて
最後まで
赤い目の子羊は鳴くの
「終わらせて」と

[D]
仕組まれたゲームと知りながら
笑うなんてうんざりよ
見せかけのケージを飛び出して
次のカードをめくるわ

[C3]
消えぬように閉じ込めたジオラマ
逃がさない 楽園の鳥籠
キャンドルが照らすなか響く
セレナーデ
とまり木に降りたのはどちら?
手遅れだよ

▽かな (一音分)

[A1]
くすんだちょう
かよわいふりして
だれかのこころ
きりすてた
ささるまえに
とげをぬいちゃえば
いたくないでしょ
よごれたくま
やさしいかおして
わたしのこころ
きりつけた
あいたあなに
わたをつめてくの
ふるえるてで

[B]
あいは
とける
きみと
まざる

[C1]
はなの(よう)に
うつくしいれぷりか
やるせない
じゅんぱくのひとひら
きまぐれなみずやりは
やめて
くちるだけ
みちばたにはをひろげ
さくの
たおられても

[A2]
ならべたまぐ
きみがほほえんで
ずっとこのまま
いたかった
はこにいれて
ごみとすてちゃえば
らくになるかな
ひるまのなに
わたしのほうみて
すぐにしせんを
さげたでしょ
こいはやがて
いとをからませて
へんになるの

[C2]
いのる(よう)に
ひざをつくがらくた
かなわない
やくそくのほしくず
かみさまをきどるなら
せめて
さいごまで
あかいめのこひつじは
なくの
おわらせてと

[D]
しくまれた
(げー)むとしりながら
わらうなんて
うんざりよ
みせかけの
(けー)じをとびだして
つぎの(かー)どを
めくるわ

[C3]
きえぬ(よう)に
とじこめたじおらま
にがさない
らくえんのとりかご
きゃんどるがてらすなか
ひびく
せれなーで
とまりぎにおりたのは
どちら
ておくれだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】籠に絡う

淡々とした雰囲気の中に毒や熱を感じる曲だったので、
好きな人の言いなりだった女性が逆転して相手を落とすイメージで書きました。

籠に絡う(かごにまとう):他人を手懐けて自分の思い通りにする意味の「籠絡」から

Bメロはリフレインを想定しています。
ご要望にあわせ変更も可能です。

閲覧数:67

投稿日:2025/03/24 21:11:37

文字数:1,064文字

カテゴリ:歌詞

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