人は、なぜ空を見上げるのだろう?
見上げた空に答えを探して

名もなき夜の星空を
見上げてごらんと言うけれど
そこにあるのは真っ暗闇
僕の心と同じ世界

僕の目が悪いのか
心が支配されているのか…
明日も未来もこの空も
靄がかかったまま

人は、なぜ空を見上げるのだろう？
小さな足元に気づけないのに
君は、なぜ空を見上げているの？
ちっぽけな僕を空は嘲笑った

夜に華やぐ街のネオンサイン
僕にはそれが眩しすぎて
空の色さえ掴めやしない
僕の心はどこへ彷徨う

僕を支配するのは
僕自身でしかない
それでも空は変わらずに
ただそこに在るだけ

僕は、なぜ前を向けないんだろう？
一人夜空を仰ぎ見る
光る一番星を見つけられたら
僕も輝けるかな前に進めるかな

人は、なぜ空を見上げるのだろう？
見上げた先に何が見えるか
そして、僕は今日も空を見上げるだろう
未来に歩き出すために

人は、なぜ空を見上げるのだろう？
見上げた空に答えを探して