君がこの体だけ愛するなら
この心はいらないよね?

君がこの肌だけ好きならば
このぬくもりは不要よね

甘い声だけが望みならば
好きなだけ捧げよう
意味のない甘美だけを
底の抜けた籠に注ごう
君の息遣いさえ
ただの空気になるように

君はこの体だけ愛するから
この心は色褪せていく
この器も何時か色褪せるよ
それでも心はいらないんだね

君は本当は何が欲しいのだろう
この心は空っぽで
この体も空っぽで

君は息する人形が欲しいの?

君がこの体だけ愛するなら
この感情はいらないね?

いつか いつか
君の前で壊れてあげる

君の目の前で切り刻もう
この体の全てを 何度も何度でも

空っぽで底のないはずの心へ涙が溜まったころに狂うから
その日が来たらば血の海で壊れよう

それでも君はこの体だけを愛するだろう・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

アイガンニンギョウ

体だけを愛する相手に、心が無くなっていく。
そんな表現を出せるように綴りました。

閲覧数:126

投稿日:2009/10/01 19:53:50

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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