金魚鉢に取り巻く人影
泡ぶくをひたすら見つめて

小さい世界で生きている
それは魚も人もおんなじで

砂底が舞い上がり 視界が濁り
泳いでくのも一苦労
波が寄せヨリが戻って

これでまた二人ぼっちに「なれたよ」
 
ねえ知ってるなら耳を貸してよ
波長は等間隔なんだって
また夏から冬への一人旅の
はじまり はじまり 

数多の鯉が揺らいで今日も
知らず知らずの甘い嘘(えさ)

大きな想いが膨らんで
心に収まりきらなくなる

彫刻刀が浮き彫りにした
こんな私に誰がした 誰だろう

ねえ知ってるなら

氷床に基づく 低温の結露
溶ける感覚なんて
まだ知らない遠のく未知

だけどもう一人ぼっちに「なれたよ」

知らなくていいさ水路の先は
涙をあなたに見せたって 経って
ほら嘘から真に猫かぶりの
はじまり はじまり。

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  • 非営利目的に限ります
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氷涙のラポール

見てくださりありがとうございます!

タイトルの氷涙は「ひるい」と読んでいただきたいです。
まるで氷のように冷たくて硬い涙みたいな…
「悲涙」と悩んでこっちにしました(´・ω・`;)

閲覧数:82

投稿日:2010/09/22 14:00:39

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

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